バスは何故ルアーで釣れるのか? バス釣り


バスと言う魚は ●食欲 ●条件反射 ●好奇心 ●縄張りでの闘争と防衛本能 などを備えています。

●食欲 はその名のとおり生きて行く上で必要な行動です。バスが今何を食べているかを考え使用するルアーを考え答えを探して使用する事をマッチザベイトと言います。

●条件反射 とはリアクションバイトとも言いますが、バスの本能の一つで、動くものを反射的に食べてしまう習性の事です。

●好奇心 は特に小さな個体に多くみられ、とにかく動くものを何かわからずに口を使い確認する行動です。

●縄張りでの闘争と防衛本能 は産卵のシーズンや自分の潜むエリア(縄張り)を守る行動と考えられています。

ルアーの歴史は古く、諸説語られていますが、私が子供の頃に読んだ本に載っていた説が一番気に入っていますW

湖でボート釣りをしていた人が、ランチの際に誤ってスプーンを落としたらそれを、トラウトが咥えて持って行くのを見て、そのスプーンに穴を開けてフックをつけて巻いていると、トラウトが釣れたことから始まったと言う話です。

今でもルアーにスプーンと言われるルアーがあるように、このキラキラ光ったスプーンが小魚に見えたのか、好奇心からなのか、反射的に食いついたのかはその日の条件などを知らないとわかりませんが・・・

こういった捕食者タイプの魚にはルアーと呼ばれる疑似餌が使われ始めて、その後の発展が進み、現在も色々なルアーが日々開発されています。

子供の頃には行きつけの釣具店でルアーを見た時に、こんなもので魚が釣れるのかΣ(゚Д゚;) と衝撃を受けたものですWW

そしてバスは口に入るものであれば何でも食べます。入らなくても食いついてそのまま窒息死する個体がいるほど何でも食いつきます。

小魚類、甲殻類、両生類、爬虫類、哺乳類、昆虫類、鳥類等々・・・口に入るサイズであれば何でも食らいつく習性を持っています。とにかく動くものは何でも食べ、基本的に丸飲みですWW

バス釣り ルアー釣り

(口の中にザリガニの尻尾が見えているバスの写真ですW)

特に琵琶湖に住むバスは小魚類、甲殻類を食にしていることが多く、使用されるルアーもそれに合わせた物が多いような気がします。

これが野池などのエリアになってくると、木々から落ちてくる昆虫類や両生類等に変わったりと、エリアによって食性が変わる傾向もあります。

動くものを何でも食べると言っても、ルアーを投げていれば簡単に釣れるのか?と言うとそうでもありません( ̄▽ ̄;A 簡単ならすぐ飽きますWW

難しく釣れた時の達成感があるから、釣り人は釣りにのめり込んでいくのだと思います。∑d(・ω・*)

Lure(ルアー)の意味には疑似餌と言う意味合いがあり、そのフィールドで食欲、条件反射、好奇心にあわせた偽物のルアーを使ってする、悪く言うと魚をだまして釣る釣りです。

日本で疑似餌と言うと代表的な物は毛針がありますが、これもルアーフィッシングと言う事になりますね。

バスの食性は産まれた特からすでに捕食者としての本能があり、小さな稚魚の際にも動物性のプランクトンを主食として大きくなります。産まれた時から捕食者と言う事です。

少し大きくなると水生昆虫や自分よりも小さな稚魚を食べ、共食いをする事もあると言われています。

特に30cm以下のバスは生まれてまだ2年程しか経っておらず食欲と好奇心が旺盛な個体でルアーフィッシングでもまだ比較的簡単に釣れるサイズになります。

これが30~35cmになると、その性格は慎重になり、40cmを越えるサイズになると、そこまで生き抜いてきた狡猾さが備わるようになるようです。

大きいサイズを釣るのが難しいのがこの境あたりになります( ̄▽ ̄;A

そしてLure(ルアー)の意味にはもう一つ【魅力、誘惑するもの】と言う意味があります。いかにそのルアーをバスにとって魅力のあるものに見せるかはアングラーの腕によって変わると言う事ですねWW

ただ【魅力、誘惑するもの】と言う意味は、釣具屋で釣り人に対して効果を発揮している部分も多いですねWW

釣具屋で見るルアー程欲しくなっていく・・・魅了されていますWW

バスよりも先にルアーで一番簡単に釣れるのは釣り人だと言う事です( ̄ー ̄; これもリアクションバイトと言いますWWW

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