連載記事 初心者向きのビッグベイト講座


初心者向けビッグベイト講座ですが・・・前回の記事の閲覧数が思いのほか多く・・・

こんな適当な記事で読みに来て頂けるとは・・・皆さん暇・・・いや失礼、皆さん少しは興味を持っていただいたのだと思います(=゚ω゚)ノ

そして今回は第二回目!!

その内容は2回目とは思えないほどディープ?細かすぎるデータを元に解説を入れていこうと思いますのでしっかりついてきてくださいね?

ちゃんと理解してくださいね!!

まず、感度と言うタイトルにしているからどうせ巻き感良いリールで、カルコンとか使って感度を上げろとかを書くありふれた記事だろ?っとお思いの上級者(UMELab.管理人等)の方々!!

邪魔です!ここは初心者向き記事なので退出(UMELab.管理人等)してください

では初心者の方に正直に書いていきます

デッドスローゲームにおいてリールで一番重要なのはその感度だと思っていて、なので感度と糸巻量が完璧であればリールは別に安物でも構いません

重要な点は巻いていてどれだけ感度(ノイズを減らすことができるか)という点のみです

いくら高額なリールであってもノイズが多いとお話になりません

そんなリールを使っていたら些細な水の中の変化が分からなくなってしまいます

特に中層を攻める際など、リール1回転10秒とか・・・本当に糞・・・いや失礼、ラインから来る微極小な情報しかないのです

どんなに安いリールであっても極端な話ではありますがノイズが少なければビッグベイトゲームはできます

なので、メンテナンスをしっかりとサボらずにやる!

ここはかなり重要なポイントだと思います

長い目で見ると大きいルアーを投げ倒しますので、剛性の高いリールのほうが長く使用できる利点等はあります

ただ、だからと言って安物でできないかと言われたら、そんなことはなく普通にできます

とにかく、張るか張らないかのラインの状態で、漂うビッグベイトに来る情報すべてロッドとリールの性能にかかってきます

ロッドに関しては確かに感度の良いロッドと普通の感度のロッドに分かれますが

メンテナンスをサボったからと言ってリールのようにノイズが入ることがありませんので特にこれと言ったこだわりがないのであれば好きなメーカーのロッドを使用していれば問題はありません

でもリールは本当にハンドルをデッドスローに巻くと、いつもは全く気にならないノイズが本当に大きく感じ取れるほど邪魔になります

なので、リールに関してはノイズのないもの!

これに限ります

そして安物でもいいとは書きましたが、注意しないといけないのがノイズがなければじゃあどのリールでやっても大丈夫?

という事にはなりません

ポンコツ管理人はとりあえず手持ちのリール、カシータスmgLで最初やっていました

しかしノイズが気になり始め、フルベアリング化してもやはりどうしても気になり

やはりマイクロモジュールが欲しいなぁっとなって14カルコンの101を中古で買い

しっかりメンテをしたおかげでノイズもなくかなり快適にある程度レンジコントロールができるようになりました・・・

が!!それも数回まで!!

気が付いてしまったのです

やっていて、糸巻量の少ないリールでの誤差による辛さに・・・

私自身はフロロ16Lbラインを使用してビッグベイトを投げていたのですが・・・

最初と最後でのリズムがかなり変わるのでやはり糸巻量の大きい個体が欲しい・・・

最初は1回転6秒で巻いていたのに後半では10秒以上になる感じ・・・

初心者の方に簡単に図で解説すると

スプール径が小さいリールだと糸巻量や円周の長さも小さくなってしまうために起こってしまう現象です

この違和感はスプール軽が大きくかつラインが細ければ細いほど小さくなっていく関係性があります

さらにわかりやすいように図で解説してみましょう

こちらは手持ちにあった14カルコン101と14カルコン200のスプールを使用した際

キャストした後の最初と最後の誤差をイメージ化したものです

さてこの関係性をしっかりと頭に入れてそれでは計算していきましょう!!!

ここでは一般のバサーなら日頃から慣れ親しんでいる2乗の計算式としてExcelの=SQRT()関数を使用していきますよ!!

=SQRT()関数なんてガンガン日頃から使ってるよ?ですって流石です

では理解していると言う事で解説を続けます

ただ糸巻量は外周が変化していくのでそれに合わせた計算式が必要となります

X(リール一回転の誤差) r(内側径) y(ギア比) R(スプール径) M(糸巻量) z(ライン残量)として凄く単純な計算式を作ってみます

皆さんご理解の通りこうなりますよね?

そこから導き出される各m数での数値が・・・

こうなるわけですが・・・え?字が小さすぎて見えない?さっきの数式に当てはめて暗算したらいいだけですやんか!まさかついてこれていないとかないですよね?

まさかついてこれていない方はいないと思いますが、一応シンプルな結果の方も貼っておきます

ではこの簡単な一覧で解説を再開することにします

ポンコツも数式はかなり苦手なので間違っていても連絡してこないでください( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \

まず見て欲しいのが、リールのスプール径により、どうしてもキャスト時の際との巻き取り量が、その距離や使用するラインの太さによって変わっていきます

巻き始めと巻き終わりの誤差を数値化していますので、ここでは例としてビッグベイトで20Lbを巻いた際のお話で50mキャストしたと言う前提で話しを進めていきます

まず14カルコン101の最大巻上長は59cmとなっていますこの数値がキャスト先ではリール1回転29.6cm少ない計算になります

一回転10秒で巻く計算で行くと最初は1秒間に2.94cm進んでいたビッグベイトは気が付くと1秒間に5.9cm進んでいくことになり200%速度が速くなる計算です

ではこれが14カルコン200ではどうなるかと言うと最大巻上長は60cmとなり、キャスト先ではリール1回転19.5ccm少ない計算になります

一回転10秒で巻く計算で行くと最初は1秒間に4.05cm進んでいたビッグベイトは気が付くと1秒間に6cm進んでいくことになり148%速度が速くなる計算です

誤差だけで見ると数センチしか変わりませんが、14カルコン101では200%以上早くなり、14カルコン200では150%以下の誤差で済む・・・

そりゃ100でやってたら巻きスピードの調整が大変になるわけですね(; ・`д・´)

しかも初心者のうちは特に太いラインで無いと、ビッグベイトをロストする危険も増えるので100の糸巻量では少しトラブルを起こして切っただけでもう残量がない!っと言う状況にも陥りやすいので

初心者のうちは必ず糸巻量の多いリールを使用するようにしてください(=゚ω゚)ノ

さてさて、計算を見て頭痛を伴っている方も、まだ少し話は続きますW

次に、今回は琵琶湖でのビッグベイトのデッドスローゲームという事で

その殆どの人はナイトゲームになると思います

なので!

初心者の人は!!

可能であれば!!!

DCリールを選択しましょう!!!

別にビッグベイトみたいな重いルアーバックラしにくいだろ?っとお思いのあなた!!!

また後の連載でも書きますが、過酷な条件下に行けと言いますのでDCがあったほうが本当にいいですW

そうなってくると選択肢はかなり削られますねW

糸巻き量がそれなりに多く、出来ればDCである事

予算的にDCが無理な場合は糸巻き量のみ注意するという感じです

ただ、予算がなぁっと言うそこのあなた!

確かにDC高いですよね…

でも少し剛性があって糸巻き量がまだ多めの機種で考えると…

SHIMANOだと17 クロナーク MGLとか18 バンタム MGLとか辺りになると思うんです

DAIWAだと19 タトゥーラ TWあたりという感じですよね…

いやどっちのメーカーもこれよりも糸巻量多くてビッグベイト向きな機種ありますよって言われても・・・ありますよそりゃ・・・ありますけど・・・お小遣いバサーや予算がきつい人手と考えると、このあたりになっちゃいますよね?

ただ今書いたリールを買うにしてもやっぱり2万円前後はかかってくるじゃないですか?

ちなみに私が最近メルカリで購入した19 カルコンDC 201ですが28000円でした

たまに安い個体も出ていて本当に安い個体だとジャスト20000円程で出ていた物も見かけました

昔では考えられないくらい値崩れ気味に推移しているんですよね…

コメントを見るとバス釣り引退とか海に転向するのでとか書いている人が本当に多かった…

そのせいもあってなのか

ビッグベイトゲームではかなり相性のいいカルコンが使用できるというのは私的にはええと思います

中古なのでメンテナンスもしないといけないし、ゴリシャリ感があったら最悪ですが、それもメンテでなおる場合も多いので・・・

どうせ使っていてもノイズが出たら直ぐに自分でメンテしないといけないでしょうから

そういった意味では選択肢の一つに入れるというのはありなのではないか?っと管理人は考えます

ただお小遣いバサーにとっては2万円台も厳しいし…

っと言うことであればDCを諦めて14 カルコン 200あたりを狙ってみるのもありかと思います

私はオークションで14000円という安値で落札することが出来ましたW

爆風時等では少し風が舞ったタイミングで少しバックラしたことはありましたが

自分でメンテナンスしてほぼノイズ無しに仕上げて使い

そりゃあビッグベイト巻いてて極上でしたw

どうせメンテナンスは毎回出すという人以外はそれなりにメンテは必要になると思うので

そう言った意味でも選択肢の1つとしてオススメです

特に14カルコンは15カルコンと違ってノーマルギアなので

ハイギア人気の中ノーマルギアは不人気で値段が下がりやすいです

ビッグベイトのデッドスローゲームは確実にノーマルギアの方がやりやすいのでオススメです

何だか中古リールの狙い方講座になってしまっていますがW

少しでもやりやすく感度が見込めるリールを選択できるのであればそれを使う方が確実にやりやすくなります

ただ、感度を求めるということは出来るだけ手とリールの間に

ネオプレーングローブみたいなものは使いたくない

その為一番ベストな人側の条件としては冬でも素手で巻く

これが究極なんでしょうけど…

極寒の冬にキンキンに冷えたメタルボディーを素手で持つ・・・

マジ無理です( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \

※糸巻量はメーカースペックで単純に計算しているだけですので、そこまで巻くやつおらんやろ!っと言う突っ込みは受け付けておりません(=゚ω゚)ノ

次回の連載では使うラインの太さと使用する種類によるコンタクトの違いを書いていこうと思います(=゚ω゚)ノ

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