2025年9月28日 敦賀エリア

天候:曇時々雨 気温:17~30℃ 水温 26.83℃(京都沿岸9/28) 潮目:未計測 風:南寄り 2-5m

本日の釣行は・・・

本来は先日行ったばかりで出撃は難しい状況

しかし 敦賀エリアで修行中のアルトン君 が、前々回、亀ちゃんとやったコース、そして前回JAMさんと狙いたかったのにできなかったラインを奇跡的に確保

これは亀ちゃんへの刺客としてアルトン君育成計画での横並び講習のチャンスと判断して

嫁様には「アルトン君が呼んでる」とお願いし、アルトン君一人を悪者にして何とか16時前にフル高速で現地へ出発

しかし本日は爆風予報

風速4~6mの爆風で、本来エギングでは誰もが避けたいコンディション

ただし地形と風向が噛み合えば流れが生まれ、海流で活性が上がるのがこの釣りの面白いところ

重要な立ち位置とキャスト方向 さえハマればむしろ熱い状況

秋は水温低下で荒喰いシーズンに入っていくので

イカが捕食しやすい状態に、風由来の流れがのればチャンス拡大

現地ではコモさん&ご友人2名+アルトン君の4名体制に私が合流

皆さん3杯前後釣れてこれから帰るところとの事

しかし、その横にいる馬・・・いやアルトン君は未だに0

まずは講習モードで、 キャストと所作とアクション を横で徹底レクチャー

キャストフォーム、しゃくりの強弱、ラインメンディング、着底の取り方、弾いた後の再着底、待ち姿勢まで一連を通しで解説

2.5号での練習では絶対に理解できないと思ったので3号のみ投げさせていく

初秋の2.5号は軽く、竿に重みが乗りづらいので

ここで多くの初心者が 自分が何をしているのか分からない状態 に陥る

偶然の「釣れた」ではなく「釣った」に変えるには、イメージ通りにエギを動かし、当たりを感じ、待ち姿勢と再誘いで抱かせる流れを体で覚えるのが近道

アルトン君はバス投げのクセが残っていたので、その場で矯正しつつ反復

しゃくり後にエギをナチュラルに泳がせる 所作 は特に重点指導

まずは模倣でもそれに近づけていくことが重要、身体が覚えれば釣果は付いてくる

講習直後に成果

馬鹿な後輩・・・・いや、馬鹿にも理解が進んだタイミングでアルトン君にヒット

その後も当たりは出るが乗せ切れない場面を体感し、何が足りないかを自分の手で確認できてからはかなり楽しかったようで

通り雨の土砂降りの中一人やってる・・・

私はすぐにカッパ着て雨宿り・・・馬鹿だし風邪ひかないのかなぁ・・・っと思って見ていたら

ちょっと車にカッパ取ってきますわって・・・・今頃?wwwそんなにずぶ濡れなのに?wwww

その後雨が止み

私は隣で状況確認しつつ、追い風5~6mでも通す角度を合わせてコンスタントに数を追加

イカ釣りの写真

アルトン君、2杯目は知り合い勢トップサイズ級の20cm級でご満悦

帰宅前に私にも18~19cmクラスが来たので、そのままお土産として進呈

アルトン君帰宅後に私も本気モードで再開

実釣2~3時間で 13杯のツ抜け達成

サイズは15~16cm前後がメインで、だいぶ育ってきた印象

Lサイズジップロックはほぼパンパンで撤収

同時刻、伊根エリアに出撃していたアオリーさんにもグループラインでここがいいですよというのを話していたらそこも偶然あいていたらしく

ポイントを確保できたようで、22時頃までに 10杯のツ抜け

強風下で 風を味方にする釣り の手応えを掴んでもらえた様子

しゃくりとジャークの違い を理解できていると晩秋にも烏賊が釣れるんですけど

強風日は特にラインスラックを弾く「しゃくり」の質が釣果の明暗を大きく左右するんですが

無駄のない所作でスラックを管理できないと、ガイド絡みやエアノットが多発しリズムが崩れる

そして皆これが嫌でしゃくりから、気が付くと楽なジャーク勢に成り下がっていく

ジャークがダメという事ではなく、使い分けられているかどうかが問題なのに本当に説明が難しいw

晩秋に向けてエギは3.0~3.5号へ移行、ここでしゃくりを上にしっかり上げられないジャーク勢はマジでしんどくなる

できている人だけが釣れるのが晩秋の現実

なぜ隣は連発なのに私は無反応が起こるのか

それが同じ餌木、同じ方向、立ち位置差2~3mでも差が出るのがエギングの怖いところ

ポイントでのボトムの把握不足、餌木のチョイス、しゃくれていない、待ち姿勢が悪い等の 本当にそれだけの所作の差 が要因で何も釣れなくなる

イカは10m先からでも寄るので、立ち位置のせいにする前に 操作の質 を疑う

私も始めて4年、最初は餌木だけ真似ても釣れず、現地で釣っている人に聞きに行き、横で見て盗み、ようやく釣れる動作と釣れない動作を理解してきたんですが

私の場合は特にJAMさんやみのやん、そして最近はおキヨさん。釣れる人の動きを横で見させてもらえたのは大きな財産で

私自身まだ初心者に毛が生えた程度ですが、周りに始めたばかりの人が多いので教えられる部分は少ないですが、できるだけ伝えてはいます

エギングではその多彩な 空中戦の楽しさ を知ってもらうのが大事

しゃくって綺麗にエギを動かし、当たりを感じ、さらにもう一度誘って抱かせる

この 勝負に勝った瞬間の喜び はエギングならではだと思う

女性の手でそっとエギを持っていかれるような独特のアタリに魅せられてハマる人は多く

アルトン君も今年から始めたばかり

晩秋の10月末まではポロポロ釣れるシーズンなので、修行を重ねて来年は亀ちゃんと対等に勝負できるレベルに成長してほしい

その時は横で見届けたい

敦賀と伊根の違い

今年は圧倒的に敦賀が当たり年

伊根はイカのストックが少なく、初心者にはかなり厳しい

敦賀では3時間でアタリ50回以上、魚影(イカ影)の濃さを実感

もし伊根だったら、あの爆風で同じ結果は出なかったはず

ただし昔のように一晩で30~40杯釣れる時代は終わっていますので

ここ数年は当たり外れが激しく、エンジョイ勢が減り、今はガチ勢ばかり残り

特に風や雨が絡む日は人がほとんどいない

伊根の有名堤防に一組しかいないなんてこともあった程です

「釣れなくなったから面白くない」と去る人もいるが、残ってやる人は 所作と知識 を持っているから釣り続けられるのだと思います

敦賀はイカが多いとはいえバカバカ釣れる状況ではないので

結局は きちんとしたアクションと所作 が必要

初心者は必ず経験者(ちゃんと釣る人)と行くのが一番だと思います

今回、特別で敦賀3連続は予定外だったので、今後は近場の伊根に短時間で入る形になると思います

今回は予定より帰宅が遅く、帰宅後も仕事で朝6時過ぎに就寝する羽目になり体力的にきつかったので

次回から無理せず短時間で数杯釣れるだけでいいので、そういった釣行を織り交ぜていこうとおもいます

とにかく今回、アルトン君が エギングの所作と楽しみ方 を少しでも理解してくれていれば十分

釣れたイカよりも、その体験を持ち帰ってもらえたなら何よりだった(=゚ω゚)ノ ウマイコトイッタ

2025年度 秋エギング 現在トータル 68 杯

仕掛け◆エギング

ライン◆ DUEL HARDCORE X8 エギング 150m 0.8号 &リーダー DUEL HARDCORE POWERLEADER CN 14LB

ルアー◆ YAMASHITA エギ王K 3号

ロッド◆ DAIWA EMERALDAS X IL 86ML

リール◆ Shimano 20 Vanford C3000SDH

次回釣行は・・・来週伊根エリア短時間の予定です(=゚ω゚)ノ

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2025.10.1 伊根エリア

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