3Dルアービルダー(気分だけ)への道Ⅱ 3.2"ギルやん完成 バス釣り


ワーム製作も試行錯誤を繰り返し、失敗してはまたデザインしなおし、また作っては失敗してを繰り返し

最近やっと納得できるものに仕上がりましたヽ|・ω・|ゞ

ゲーリーマテリアルには殆ど無い扁平デザインのワーム!

使い込んでボロボロになったワームを新たに生まれ変わらせる(☆-☆) エコ!精神!(貧乏性!)

とにかく3Dプリンターを使ったリサイクルワームを作るうえで苦労する点と、改善策を書いていきます

まぁ読む人が何人いるのかW 誰がやるねんWW

まず最初に一番苦労する、整形での構造ですが、貼りあわせ形状の流し込みの場合はかなりの失敗をすることになります

私もそれなりに考えては作りましたが、最終的にワームの型を10個ほど失敗して、やっとなんとか満足できるものになりました( ̄ー ̄;

バス釣り 自作ワーム リサイクルワーム

当初はこれくらいの完成度が限界でしたが

バス釣り 自作ワーム リサイクルワーム

最終的にこれくらいまでは作れるようになりました【3.2"ギルやん】完成品!まるで別物W

とにかく難しいのが貼りあわせのワームの形状の場合は、流し込む際に必ずと言っていいほど気泡が入り変形して失敗します

この部分が貼りあわせワームで一番難しいポイントになると思います

貼りあわせ形状の型を作る際に重要な部分は、流し込み口の太さと、余剰分の整形が必須になると最近気が付きました

そして、当初は水で急速に冷やす工程を行っていましたが、これも常温での冷却が正解のようです

水で急速冷却すると、ボディが変形してしまう事が多かったのと、気泡が抜けないのであまり良くないようです

その為常温での冷却が好ましく、冷却時間はこの【3.2"ギルやん】の場合は約40分~50分ほどで型から剥がせるようになります

あとずれ防止に型をセロテープで固定させます

バス釣り 自作ワーム リサイクルワーム

バス釣り 自作ワーム リサイクルワーム

このようにほぼ全面固定しておきます

これは、貼りあわせる型がずれないようにと言う事以外にも、PLA樹脂の場合はどうしても熱に弱いので、変形を防ぐ為でもあります

こうやってテープで固定することによって、変形を防ぎ何度でも使えるようになります(☆-☆)

テープで固定したら

バス釣り 自作ワーム リサイクルワーム

バラバラにしたワームをこれくらいの量、出来れば完成予定の倍くらいの量がいい感じだと思います

ゲーリーマテリアルは500Wで3分40秒で私の場合はジャストでした もちろんラップは2重(*-∀-)ノ゙

バス釣り 自作ワーム リサイクルワーム

電子レンジが終われば換気扇の真下でラップを外して、溶けたら塩とラメが底に沈むので、割りばしなどで撹拌してから流し込んでいきます

型に流し込む際は1度で一気に流し込むのではなく、2回に分けると失敗しにくくなります

1回目は半分ほど注ぎ込んで、とんとん叩いて気泡を上に移動させる事が重要で、色々な角度で底を叩くことでまんべんなくマテリアルを流し込みます

そして、マテリアルが固まる前に残りを流し込み冷却させます(*-∀-)ノ゙オソイトカタマル!

バス釣り 自作ワーム リサイクルワーム

流し込んだ状態がこうですが

50分冷却したあとは

バス釣り 自作ワーム リサイクルワーム

このように熱収縮で凹みます。逆にこうならないと中が失敗している可能性が高いですW

50分ほど常温冷却して、急速冷却でないため、かなり慎重にはがす必要があります

バス釣り 自作ワーム リサイクルワーム

剥がした状態がこちら、余分な部分をカットしたら完成です

カットした部分は刻んで次また使えます∑d(・ω・*)

あと作り始めて5個目くらいまでは剥がしやすいですが、何度も繰り返すとワームが型に張り付いて剥がれにくくなるので

ティッシュにオイルまたは食用油をしみこませて表面を拭いておくと綺麗に剥がれます

次に形状の問題ですが

流し込む際の入口部分はある程度の大きさがないと、空気の逃げる場所が先に固まってしまって内部に空気をとどめてしまって失敗することになります

そして、常温冷却のために、熱収縮で内部に引き込まれる余分が貼りあわせ型に必要になりますので

バス釣り 自作ワーム リサイクルワーム

【3.2"ギルやん】のデザインがこちらで、余分を追加して整形型は下画像のようなデザインになります

バス釣り 自作ワーム リサイクルワーム

注ぎ口をこれ以上は小さくするとやはり失敗は多くなると思います

扁平デザインのワームには、その特性上アクションを入れた際に、イレギュラーな動きが期待できるデザインです

私がよく使っているシュリンプでは到底再現できないイレギュラーな動きがポイントになります

あとは水平のフォール時にスローにテールを揺らしながらフォールするので、リアクション&フォール主体に仕上げました

現在の使用でも38cm・40cm・43cm・44cm・45cm・45cm・46m・48cm・55cm・58.5cm・59cm(こーじさん)・60cmとサイズも数も釣ることができたのでまぁ出来としてはかなりいい感じで、来たら大概でかいサイズと言うのも好印象

ただリアクション時に手首へとかかる負担が大きいので、連続使用は避けようと思いますW

さて次はエビ型ワームのデザインを・・・・もう3回製図していますがどうも出来が良くない( ̄ー ̄;

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